お知らせ

SG基準における帽子付き自転車ヘルメット 認証に関する注意について

販売事業者、流通事業者、製造事業者様各位

 昨今さまざまな事業者より、帽子付き自転車ヘルメットが市場に多く流通しております。
 下記注意事項を十分にご確認のうえ、申請くださるようお願いいたします。
 下記内容が満たされない場合は、SG基準不適合となりますのでご注意願います。

 自転車用ヘルメット(特にハット型)は、つばが硬いものから柔らかいもの種々あります。弊協会としては、帽子のひさし(つば)が柔らかいと、前方視界を遮断してしまうおそれがあり危険と判断しております。そこで、帽子のひさし(つば)についての解釈と運用について以下のとおり改めて周知いたします。

 正面(前面)のひさし(つば)は、ヘルメットに帽子を正しく被せた状態で、先端部に手(指)で力を下向きに加え、指を離した際に以下の条件を満たさない場合はSG基準不適合となります。 

 指を離した際に、ひさし(つば)先端が自然に人頭模型上の参照平面より上まで適切にかつ自然に戻り、左右の視野が105°を確保できること。

 この条件は、ひさし(つば)に芯材、先端周囲部のワイヤ等が備えてあり、形態保持すること可能な帽子についても適用します。

 なお、ボタン、面ファスナ、調整ベルト等で抑える機能があるものは抑えた状態で確認してください。 製品や帽子を追加デザインとして申請、届出、及び提供する場合も同様です。

 弊協会としては、使用者の安全確保とSG基準達成の確認のため、再度試験検査を要求する場合がございますのでご留意ください。

 ご不明な点は弊協会までお問い合わせください。

2024年度