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第63号 より安全に暮せるように:製品安全協会がしていること

 製品安全協会は、製品安全を促進するためのSGマーク制度を運営しています。SGマークは、製品が安全のためのSG基準に適合していることの証ですが、製品と技術は常に進歩し、製品の使い方が変わることもあります。このため、基準や検査方法をタイムリーに見直していくことが必要です。

 このため、製品安全協会は、SGマーク制度を支えていただいている検査機関の方々や、消費者団体と情報交換・意見交換を行ってきています。この12月には、15検査機関と、衝撃緩和帽、避難所用間仕切りテント他の基準制定・改正の動向、登録工場の確認審査・更新審査の状況などについての情報交換を行い、基準改定後の経過措置についての確認などについて意見を交わしました。

 また、11月には、主婦連合会を訪問し、最近の製品動向を踏まえたSG基準の制定・改正やSNSも活用した安全情報の発信について情報交換をしました。情報の発信については、読ませる内容ではなく見てポイントが理解できるようなコンテンツとすべきとの助言をいただきました。抱っこひもについては、安全では難点があるが一般的な使われ方となっている前向き抱っこを課題として指摘いただきました。また、取扱説明書のQRコード化については、前向きな発言をいただきました。今は、まだ、ネットで情報をとることができない方々が少なくないと考えられるため紙媒体の取扱説明書を入れることを義務化していますが、今後の社会動向を注視しその変化にしっかりと対応していきたいと考えています。

 製品安全協会は、技術と製品の動向、使われ方などをしっかりと把握してより安全な社会となるように努めております。協会やSG基準等に関するお問い合わせは、ホームページの問い合わせ欄をご活用ください。


検査機関連絡会議(業務委託している15の検査機関との情報交換会)


出典:主婦連たより2022年12月15日 第880号
↓ 拡大する場合はこちら
主婦連たより880号20221215

↓ 主婦連合会ホームページはこちら
主婦連サイト (shufuren.net)

 

2022年度