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第61号 抱っこひもの歴史について
乳幼児製品の中で、親と赤ちゃんが最も密着する製品として抱っこひもがあります。
みなさんは、抱っこひもの歴史をご存じでしょうか?
1970~1980年の昭和の時代の抱っこひもは、おんぶひも、子守帯、兵児帯と呼ばれ、下の写真のように身体の後ろに赤ちゃんを背負う状態のおんぶ式や赤ちゃんを横に寝かした状態で前に抱く横抱っこ式が主流でした。令和の現在では、身体の前に赤ちゃんを縦抱っこする前抱っこ式の抱っこひも等も増えてきていて、抱っこひものバリエーションは広がっています。
抱っこひものSG基準は1976年に制定され、1980年に第一号の抱っこひもの登録工場が認定されました。大切な赤ちゃんの命を預かる育児道具だからこそ、SG基準では、安全性について様々な項目を定め、各抱っこひもメーカーは安全な製品の開発・生産に取り組んできました。
抱っこひもは、手軽な乳幼児製品として発展・進化していて、近年では海外から輸入される製品も多くなっています。SG基準も時流に遅れないように製品形態の進化にあった改正を度々行い、安全性を図ってきました。
また、当協会では、抱っこひもメーカー合計33社のメーカー並びに輸入代理店が加盟する「抱っこひも安全協議会」と一緒に安全に取り組んでおり、同協議会では、抱っこひもを安全に使用するための啓発パンフレットを作成するなどの活動を行っています。(抱っこひも安全協議会のポスター参照)
最後になりますが、
抱っこひもの写真をご提供いただいたラッキー工業株式会社は、岐阜の育児道具メーカーです。実は、抱っこひもの第一号登録工場は同社でした。同社は、累計1,000万本以上のSGマーク付き抱っこひもを製造・販売されています。
抱っこひも今昔:おんぶひも~最新まで
写真提供:ラッキー工業株式会社
商品 – LUCKY industries (lucky-industries.jp)
ポスター提供:抱っこひも安全協議会
抱っこひも安全協議会 (dakkohimo.jp)
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①新着情報 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)
・2022/10/1 設立49周年にあたって
・2022/10/1 情報セキュリティ基本方針について
・2022/10/24 四半期毎のSGマーク表示数量
・2022/10/27 登録工場/表示事業者リスト
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2022年度