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第172号 転倒・衝突に注意しながら、とびなわ(縄跳び)を楽しもう
家庭内や体育授業などで使用される「とびなわ(縄跳び)」には、一人用から多人数で使用する30mくらいのものまで、さまざまな製品があります。世代を超えて慣れ親しんでいる遊具の一つですが、事故が絶えない製品でもあります。こんなことに出合われたこともあるのではないでしょうか?
・縄跳び中にバランスを崩して転倒し、手や膝を擦りむく
・多人数での縄跳び中に人にぶつかったり縄に引っかかったりして転倒し、手や膝を擦りむく
・縄跳びの縄が体に当たり、打撲や赤く腫れる
・縄跳びの着地時に足首をひねって捻挫する
縄跳びで事故を起こさないためには、準備運動と十分な注意が欠かせません。そして、安全な製品を使いましょう。グリップから縄が外れたり、縄が切れて飛んだりすると大きな怪我を負うことがあります。
さて、とびなわのSG基準では、力強く回転させたり長時間回転させたりすることを想定し、ロープを数万回にわたり回転させたときの耐久性、およびグリップ取付部の強度を規定しています。
また、取扱の注意事項として、使用前にはロープおよび回転部に摩耗等がないことを確認し、長さ調節が必要なものは正しく調節してから使用することを求めています。使用中に異常を感じたら中断し、摩耗・破損等がないかどうか確認してください。
縄跳びは、気軽にできる健康対策、身体づくりになります。安全・安心が確かなSGマーク付き製品(とびなわ)で、無用な事故を起こさないようにお楽しみください。
2024年度