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第170号 落下事故が絶えません!抱っこひもの正しい着用方法をご確認ください

この度、抱っこひもについて、国民生活センターから注意喚起が出されました(出典)。2019年度から5年10カ月の間に、抱っこひもを使用していた際の事故事例が176件寄せられており、そのうち子どもが落下した事例は138件となっています。4件に1件は骨折や頭蓋内損傷に至る重篤な怪我となっています。

抱っこひもについては、海外の基準よりも高い安全性能を求めているSG基準があり、これまでも、なんども使用方法についての広報や注意喚起を行ってきました。国民生活センターの報告が指摘するように、事故の原因の多くは、装着方法の誤り、装着途中の不注意です。

抱っこひもを使うときは、取扱説明書をしっかりと確認し、正しく装着するようにしてください。抱っこひもは、お子様の体格に合わせてしっかりと締め、緩みのないようにしてください。前かがみや体を大きく傾けるなど、お子様が落下しやすい動作は避けてください。また、抱っこひもの着脱は、お子様を安全な場所に寝かせて行うか、座った状態で行うなど、低い姿勢で行うようにしてください。それにより、万一、落下した場合でも衝撃を小さくすることができます。

[国民生活センター報道発表資料へのリンク]
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20250319_2.html

SGマークは安全な製品の目印です。安全な製品選びと正しい使用で、抱っこひもの事故を防ぎましょう。

2024年度