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第167号 剣道愛好家必見!竹刀・剣道具の安全基準について(その2)
2025年2月25日
今回は、剣道の試合、稽古、体育活動等に使用する剣道具(面、胴、小手)のSG基準についてお伝えします。
面は、物見部に竹刀先端が貫入することのない構造が必要です。物見位置の横金間隔の寸法を規定するとともに、上方30cmの高さから質量1kgのおもりを自然落下させたとき、あて金が物見間を貫通しないことを確認します。
そして、面、小手には打突の衝撃を緩衝する「ふとん」が必要です。面は頭部の上部を保護し、小手はこぶしと前腕の半分以上を保護しますが、それぞれ衝撃を緩衝する能力が規定値を満たすことを求めています。
また、胴については胴台の衝撃曲げ試験を行ったときの変形量を規定しています。
なお、竹刀と同様に、剣道具の安全性を保つためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。使用前後に必ず点検し、異状があれば速やかに交換してください。
それでは、安全な竹刀と剣道具で剣道を楽しんでください。
2024年度