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第142号 ゆたんぽに関する注意点

寒い季節がやってきましたが、暖かく過ごしていますか? 手軽に使えて、心地よい暖かさを提供してくれるゆたんぽは、冬の必需品です。 

さて、毎年お伝えしていますが、ゆたんぽは使い方を誤ると低温やけどをするおそれがあります。ふろの湯よりもちょっと熱いくらいの温度であっても、長時間あたっていると皮膚から奥にまで熱がとどいて組織を壊死させるもので、重症のやけどとなる危険性があります。 ゆたんぽは安全に使用しましょう。

 ゆたんぽ使用に関する主な注意点です。

 お子様や高齢者に事故が多い「低温やけど」

44℃程度でも34時間触れていると低温やけどを負うリスクがあります。46℃では30分~1時間でやけどする可能性があります。
お子様や熱さに鈍くなっている高齢者は特に注意が必要です。
布団が暖まったらゆたんぽを布団から取り出しください。

 お湯の入れ方

本体が金属製や合成樹脂製の場合、受口の根元までお湯を入れ、できるだけ空気を残さないようにしてください。空気層が残ると冷却時に大きく収縮するため劣化が進みます。湯量は必ず受口の根元まで入れて使用してください。
ゴム製の場合は、指示された量のお湯を入れた後、空気を抜いてからキャップを閉めて使用してください。

 製品の交換時期

ゴム製や合成樹脂製のゆたんぽは3年間使用したら買い替えるようにしましょう。金属製は1年、ゴム製や合成樹脂製は3年がSGマークの有効期間です。
なお、交換時期前においても、ひびや湯漏れが生じた場合は直ちに使用を中止してください。パッキン交換できるものは交換し、それでも湯漏れが生じる場合は使用をやめて販売店や製造元に相談してください。

 安全な使用のために

使用前に本体表示や取扱説明書をよく読み、使用前にへこみやヒビ、湯漏れがないなど点検を行ってください。
安全な製品を選び、使用上の注意を守ることで事故を防ぎましょう。
ゆたんぽは正しく使用すれば安全で手軽に暖をとれる製品です。寒い季節に活用して、快適に過ごしてください。 

参考:「低温やけどに注意!!」チラシ

SGマーク付き「ゆたんぽ」の紹介

2024年度