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第129号 お手軽なぶらさがり器具の安全性
2024年8月28日
健康維持や筋力アップに効果的なぶらさがり器具は、家庭内でお手軽に楽しめる製品ですが、簡単に倒れたり破損したりすれば大きな怪我を負う可能性があります。SG基準で安全項目を定めておりますので、そのポイントを紹介します。
まずは、バーにぶら下がった場合、あまりたゆまないことを要件としています。
例えば、体重100㎏の方が使用したときでもたわみ量が3/100以下であるように規定しており、使用後はたわみがほぼ元通りになることも求めています。
また、バーは繰り返し使用しても十分な耐久性があるように、バーの中央部に20kgの砂袋をロープで吊り下げ、それを300mm持ち上げてから20回繰り返し落下させたとき、各部に破損・外れ・使用上支障のある変形等がないことを確認します。
そして、使用中に容易に倒れないよう、前方に傾斜させたとき20度以下で転倒しないことを定めています。
さらに、腹筋板やサイドバーを有するものにあっては、それぞれに規定項目を設けています。
組立の要領やトレーニング方法等については、取扱説明書に記載されていますので、よくお読みの上、正しく使用しましょう。
お手軽な健康器具として、SGマーク付きぶらさがり器具をご活用ください。
2024年度