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第126号 卓球台の取り扱いは要注意
東京2020オリンピック・パラリンピックで日本のメダルラッシュとなった卓球は、ピンポンという名でも親しまれているとても身近な競技ですね。卓球は、天板の上でボールを打ち合いますが、勝ち負けを競うだけでなく継続してボールを打ち合うラリーを楽しむこともあるため、運動能力や、体力に差がある人同士が一緒に楽しめるスポーツでもあります。
過去には、卓球台を移動する際に脚部が畳まれたり、倒れたりして怪我をする事故が多くありました。SG基準では、天板を折り畳んだ後に開かないようになっているか、傾斜地で倒れないか、ガタガタした地面でも脚部が壊れたりしないか、天板に手をついても倒れたりしないか等の試験を行い、安全性を確認しています。また、天板の裏などの見やすいところに移動や設置、収納の方法や、取扱いは同じ体力を持つ大人2人で行うことなどの注意事項を表示するよう定めています。
最近では、一人での設置や収納をすることで怪我をする事故が起きています。
間違った取り扱い方は思わぬ怪我を引き起こしますので、日本卓球公認工業会では、SG基準の規定項目である卓球台の安全な取り扱い方を、わかりやすい動画で案内しています。
安全に楽しく!卓球台の正しい取り扱い方 (youtube.com)
卓球台の取り扱いを2人で行うことは安全の面で大変重要です。正しく使って、楽しい時間を過ごしましょう!
2024年度