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第125号 ショッピングカートのSG基準の歴史

今回は「第123号 ショッピングカートとスーツケースの違いは？」の続編です。

ショッピングカートは大きく分けて３つの種類（製品安全協会調べ）があるのはご存じですか？
ショッピングカートには「引張式」・「前押し式」・「横押し式」の３種類があります。
ショッピングカートのSG規準の歴史は古く、初めて制定されたのは1975年（昭和５０年）です。

当時販売されていたのは引っ張り型だけでした。
その後、前押し式が広まり、SG基準を改正して対象範囲を広げました。
さらに、横押し式が広まり、２０１３年に横押し式にも対象範囲を広げました。

SG基準では、各々のショッピングカートに対応した安全基準を定め対応しています。
たとえば、引張式、横押し式では、荷物を想定した重りを載せて、落下衝撃試験を行ったとき、各部に破損、外れ及び使用上支障のある変形がないことと定めています。

もちろん、本体表示や取扱説明書に、荷物を最大限積載できる重さの表示も規定しています。
SG基準は、製品の変化にあわせて適時改正を行い、製品の安全の確保に取り組んでいます。

製品安全協会は、これからも皆さまの安全と安心に寄り添って参ります。