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第124号 死傷事故も起きているバドミントンラケット、安全にご注意を!
2024年7月11日
オリンピック、パラリンピックで活躍が期待されるバトミントン。身近なスポーツなので、バトミントンラケットをお持ちの方は少なくないと思いますが、それで死傷事故が起きていることはご存じでしょうか。
この6月にも、米国にて、家族でバドミントンをしていたときにラケットのシャフトがグリップから外れて、近くで見ていた6歳児の頭部に刺さり、そのまま死亡するという事故が起きています。国内でも、外れたシャフトが顔に当たり歯を折るような事故が発生しています。当たり所が悪ければ失明することもあるでしょう。
SG基準では、すべての製品を検査して、フレームがグリップから外れないことを確認します。その際、30歳代の成年男子の握力程度の力でラケットをねじって確認しますが、もちろん、実際の使用においてこのような大きな力がかかることはありません。
娯楽やスポーツで思わぬ怪我をすることがないように、バドミントンラケットを選ぶときは、かならずSGマークが付いていることを確かめましょう。
2024年度