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第101号 子どもの昇降時に注意! ~自転車用幼児座席~

 お子様を乗せて自転車に乗る際にご注意いただきたいことがあります。なんと、子どもの送迎時に転倒しそうになった方が7割もいらっしゃいます(AU損害保険社調査、2021年12月)。とかく自転車を走行中に転倒する危険を考えがちですが、実は、駐輪中の転倒事故が多く発生しています。

関係資料URL(消費者庁NEWS RELEASE)
 
 例えば、(特にハンドル部幼児座席)に子どもを乗せたまま、立ち話などしている間に、ハンドルが回ってバランスを崩し子どもが乗ったまま自転車が倒れることがあります。また、親が見ていないときに、子どもが自ら幼児座席(特に後部幼児座席)に乗り込もうとして自転車ごと倒れることがよくあります。

 このような転倒や、それに伴うケガを防ぐために

①スタンドを立てた状態で先に荷物を載せ、子どもは最後に乗せ、下すときには子どもを最初に下すことを徹底してください。
②幼児座席には子ども自らよじ登らせずに、保護者が幼児座席に乗せてあげてください。
③ シートベルトはしっかりと締め、自転車用ヘルメットを被らせましょう。万一、転倒した場合に子どもが座席から投げ出されることを防ぎ、頭にケガを負わないための備えです。
④ 駐輪時にハンドルがロックできる自転車を選びましょう。

 SGマーク付きの幼児座席は、事故のリスクをできる限り小さくするように設計されています。例えば、足載せ部の耐久性能、背もたれの強度、製品の劣化を防ぐ耐光性を要求しています。SGマーク付きの製品を選んでいただき、使用時には注意を怠らないこと、それが、事故防止に繋がります。

2023年度