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第56号 認証を受けた製品、認証を受けていない製品とは?

今回のメルマガ
・前半:認証を受けた製品、認証を受けていない製品とは?
・後半:お知らせ
メルマガ 第56号 発行日:2022/4/21

認証を受けた製品、認証を受けていない製品とは?

 SGマークは、検査機関にてSG基準に適合していることを確認し、製品安全協会から『認証を受けた』製品にだけ表示することが許されています。SGマークの認証を受ける事業者には、事前にSGマーク使用規程にご同意いただきます。この規程は、認証を受けていない製品にSGマークを表示したり、あるいは、SGマーク付き製品と同等であるかのような紛らわし表示(例えば、SG基準適合、SG基準合格など)を行うことを禁じています。これは、SGマーク付き製品を安心して使っていただくための重要なルールです。

 では、認証を受けた製品、受けていない製品とは何でしょうか?

 SGマークを使うためには、登録工場が型式確認をとった上で協会の許可を得るか、製品のロットについて認証を受ける必要があります。型式確認の場合、協会は事業者から申請いただいた数量分のマークを事業者に送ります。つまり、申請された分のみが認証を受けた製品となります。それ以外の製品にSGマークを貼付することはできません。もちろん、模造したSGマークを貼ることも、紛らわしい表示も許されません。SGマークを自社印刷等で表示する場合は、協会に申告された分のみが認証されたものとなります。

 ロット認証の場合は、協会に申告された製品群のみが対象となります。もしも、生産され、あるいは、調達されたうち一部のみ申請された場合は、試験に合格したとしても、申請された製品群以外の部分は試験が行われていないこととなります。なぜなら、全体を代表するサンプルでの試験にならないからです。ですので、申請された製品群以外の製品にSGマークを表示したり、自社印刷した場合は、SGマーク使用規程違反となります。紛らわしい表示を行うこうとも同様に規程違反となります。

 紛らわしい表示がされた製品の信頼性は乏しく、それらによりSGマーク付き製品の信頼も落ちてしまいます。また、SGマーク制度は、ほぼそのすべてはSGマークを使っていただいている事業者の方々からのSGマーク利用料金で運営されており、その信頼へのただ乗りが広がると制度が維持できなくなります。信頼できるSGマークであり続けるために、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

①新着情報 https://www.sg-mark.org/
・2022/4/1 業務規程、SGマーク使用規程、手数料規程の改正について
・2022/4/7 ゴールデンウィークのSGラベルの発送について
・2022/4/12 乗車用ヘルメット(乳山韓美工業有限公司製)のSG基準不適合の発生について
・2022/4/13 SG工場登録の取消について
・2022/4/15 株式会社ミエの不正・不当表示問題について
・2022/4/19 ゴールデンウィーク中の弊協会事務所閉鎖について

②拡散希望
・受信者のHP、職場の方々、知人等に転送等していただいて構いません。 

③記事募集
本メルマガに載せてほしい記事や要望等がございましたら下記までお知らせください。
 製品安全協会広報→ sg-news@sg-mark.org
 ・SGとの関わり、ヒヤリハット事例、製品安全への取組など
 
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