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第28号 2021年新年のご挨拶
今回のメルマガ
・前半:新年のご挨拶
・後半:お知らせ
メルマガ 第 28 号 発行日:2021/01/01
一般財団法人 製品安全協会
理事長 稲見 雅寿
新年のご挨拶
2021 年の年頭に当たり、謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
昨年は、コロナ感染症の世界的拡大に歯止めがかからず、地球規模での受難の年となりました。日本はもとより世界中で人々の活動が厳しく制約されており、そのため経済は大きな打撃を受け、社会の隅々にまで深刻な影響が及んでいます。日本経済も GDP が昨年前半に大きく落ち込んだ後いまだ回復しておらず、コロナ感染症の拡大がこのまま続けばさらなる下落が懸念されます。経済活動の低迷を反映して、SG マークの発行枚数が大幅に減少するなど当協会を巡る状況にもたいへん厳しいものがあります。
こうした中で、当協会としては、社会のニーズに応じてタイムリーに SG 基準を作成・改定するため、テレワークの導入等により、遅滞なく業務を遂行することに努めてまいりました。その一端として、たとえば、子供たちの安全を守るという視点から、球技を行う際に目を保護するスポーツ用アイガード、日常の軽微な事故から頭を守る衝撃緩和帽について新しい SG 基準を作成すると同時に、人気の高い二段ベッド、在宅の機会の増加に伴い需要が高まっている家庭用フィットネス用品(エルゴメーター及びトレッドミル)について、流通業界からの要望も踏まえ、最新の動向に合わせた SG 基準の改定を行いました。
こうした定常的な業務に加え、発足以来間もなく 50 年を迎える SG マーク制度について、将来を見据えた抜本的な見直しを進めています。第一に、複雑化した規程類を見直し、明確でわかりやすい制度にする一方、工場及び製品に対する審査の在り方を再検討し、より信頼性の高い制度にしたいと考えております。第二に、IT システムを一新し、ペーパーレス化を進めることにより、業務の効率化・迅速化を推進しつつ、申請のデジタル化により申請者の負担の軽減を図りたいと考えております。新しい規程、システムは、2021 年度初めから運用開始できるよう準備中です。これらの措置の実施に当たっては、SG マークを使用される皆様、試験検査機関の皆様の御理解と御協力が不可欠であり、関係する皆様方との調整を早急に進めさせていただきます。
コロナ禍が一刻も早く終息し、正常な日々が戻ることを心から祈念いたしますとともに、引き続き SG マーク制度の一層の充実、普及に全力を尽くしてまいりますので、皆様からの相変わらぬ御指導御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
①新着情報 https://www.sg-mark.org/
・2020/12/28 業務規程類の改定について
・2021/01/01 新年のご挨拶
②拡散希望
・受信者の HP、職場の方々、知人等に転送等していただいて構いません。
③記事募集
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2020年度